機能テスト設計書のパターンの作成ルール

機能テスト設計書での、パターンの作成のルールを説明します。

基本的なテスト設計書の構造については、機能テスト設計書の特徴を参照してください。

パターンの構造

パターンは以下のような構造になっています。

structure.drawio

  • 1つのパターンに対して、1つ以上の因子・確認項目が紐づきます。

  • 1つの因子に対して、1つ以上の水準が紐づきます。

  • 1つの確認項目に対して、1つ以上の期待値が紐づきます。

確認項目とパターンの対応付け

確認項目とパターンを組み合わせたテストケースを作成するためには、以下のように確認項目とパターンを対応付けます。

確認項目一覧

確認項目シートのパターン列のセルに、組み合わせたいパターンのパターンIDを設定します。

パターン管理

パターン管理の確認項目に、確認項目シートの確認項目列のセルと同じ内容を記載します。

map pattern.drawio

確認項目とパターンの組合せの記入ルール

正しいパターンの構造を設定するために、確認項目・パターンの記述には以下のルールがあります。

以下ルールから外れた場合は、ケース展開時にフォーマットエラーが出力されます。

記入ルール
シート ルール チェックポイントイメージ

確認項目シート

パターンIDと確認項目の組み合わせはパターン表上にも存在する

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確認項目シート

パターンセルにIDもしくは「-」が記載されている

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確認項目シート

確認項目のセルに値が入っている

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確認項目シート

パターンIDと確認項目の組み合わせは常にユニークになっている
※確認項目上で重複していない

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パターン

シート

因子・水準の組み合わせがユニークになっている

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パターン

シート

因子の水準が空ではないこと

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パターン

シート

因子がほかの因子を跨いで、記載しない

※エラー例

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パターン

シート

パターンシートにある確認項目が確認項目シートにある確認項目にも存在する

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パターン

シート

確認項目・期待値の組み合わせはユニークになっている

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パターン

シート

確認項目にある期待値が空ではないこと

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パターン

シート

確認項目がほかの確認項目を跨いで、複数回現れないこと

※エラー例

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パターン

シート

水準が選択されているパターンテーブルの列では、確認項目も選択されている

※エラー例

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パターン

シート

確認項目が選択されているパターンテーブルの列では、水準も選択されていること

※エラー例

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