TDとは

TDは、マニュアルテストのテスト設計書の作成と、テスト設計工程の管理ができるサービスです。 TDを使うと、抜け漏れが少ないテスト設計を効率的に行えます。

TDの特徴

抜け漏れを防ぎやすいテスト設計書の構造

TDのテスト設計書は、表形式のケース一覧とパターン表(デシジョンテーブル)を統合した構造となっています。 パターン表を使うと因子・水準・期待値の組合せをわかりやすく一覧化でき、抜け漏れを減らすことができます。

また、TDでは表形式のテストケースをツリー形式で扱えます。 ツリー形式ではテストケースを階層的に一覧化できるため、テスト対象を視覚的にわかりやすく分解でき、テスト対象の抜け漏れを減らすことができます。

テスト設計書のフォーマットや設計の流れを統一できる

TDでは、テスト設計書の基本的な構造があらかじめ定義されています。プロジェクトごとに表の列を定義して、共通の列定義を持ったテスト設計書を作成してフォーマットを統一できます。

TDのテスト設計は「アウトライン設計」と「詳細設計」の2つのフェーズに分かれています。まず全体像を書き出し、詳細を詰めていく流れでテスト設計を進めることができます。

テストケースや観点を再利用できる

TDでは、テストケースや観点を再利用する手段が複数用意されています。プロジェクトにあった資産の貯め方、活用の仕方を選択できます。

カタログ機能

テスト観点や因子、水準など、テストケースを分解した要素をマスタデータとして登録しておき、設計時に利用できる機能です。

テストセット機能

テスト設計書から抽出した複数のテストケースをテストセットとして登録し、再利用できる機能です。

テスト設計書検索機能

過去のプロジェクトなどで作成したテスト設計書をコピーして、再利用できる機能です。

CATを使ってテストの進捗管理ができる

TDはテスト実行管理ツールのCATと連携しています。TDで作成したテスト設計書をTDからCATにアップロードし、CATでテスト実行の進捗管理が行えます。