機能テスト設計の流れ

このページでは、基本的な機能テストの設計の流れを説明します。

テスト設計の流れ

  1. 機能テスト設計書を作成する

  2. 設計書のアウトラインを設計する

  3. ケースの詳細を設計する

  4. 設計書をレビューする

  5. CATにテスト仕様書を登録する

  6. 設計書を修正する

  7. 修正をCATのテスト仕様書へ反映する

1. 機能テスト設計書を作成する

はじめにプロジェクトのテスト設計書一覧画面から、テスト設計書を作成します。

テスト設計書の作成方法

basic steps new file

作成したテスト設計書は「アウトライン設計」ステータスになります。

アウトライン設計ステータス

basic steps new file status

2. 設計書のアウトラインを設計する

アウトライン設計では、ツリー形式でテスト設計書を編集します。テストケースの「区分」「テスト対象」「テスト観点・確認項目」「パターン・因子・水準」を洗い出し、整理していきます。

アウトライン設計の流れ

basic steps outline

アウトライン設計ができたら、ステータスを「詳細設計」に変更します。

ステータスの変更方法

detail design status

3. ケースの詳細を設計する

詳細設計では、表形式・パターン表でテスト設計書を編集します。ツリー形式で作成したテスト設計書は表形式に変換されます。

ツリー形式から表形式への変換

convert to table

具体的な期待値や、操作手順、パターン表のルールなどを記載していき、テスト設計書を完成させます。

パターン表の入力

pattern

「テストケース確認」機能で、パターン表の展開後のテストケース一覧を確認できます。

展開後のテストケース一覧確認

generate case

詳細設計ができたら、レビューワを設定してステータスを「レビュー」に変更します。

4. 設計書をレビューする

レビューステータスでは、レビューワがテスト設計書をレビューをします。

レビューで指摘事項などがあった場合は、セルを選択して、コメントを登録します。

設計者は、コメント一覧からコメントを確認できます。コメントをクリックすると、どこに対するコメントなのかを確認できます。

コメント機能

comment

課題が解消できたら、コメントを解決済にします。

コメントのステータス管理

resolve

レビューが完了して未解決のコメントがなくなったら、ステータスを「終了」に変更します。

5. CATにテスト仕様書を登録する

「終了」ステータスになると、テスト設計書をCATにアップロードできます。

CATアップロード確認画面

cat upload

CATに登録されたテスト仕様書

cat testsuite

テストを実施し、CATのテスト仕様書にテスト結果を入力していきます。

6. 設計書を修正する

テスト実行中に、テスト設計書の誤りが見つかった場合には、テスト設計書を修正します。終了ステータスから、詳細設計ステータスに戻すと、編集を再開できます。

修正が完了したら、レビューし、ステータスを終了にします。

7. 修正をCATのテスト仕様書へ反映する

「終了」ステータスになると、テスト設計書をCATに上書きアップロードできます。

変更差分を確認し、CATのテスト設計書を上書きアップロードします。

上書き差分確認画面

upload diff