テストパターン生成時の制約登録

パターン生成時に有効な組み合わせの制約を登録します。

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活用方法

パターンの⾃動⽣成時、⽭盾条件や業務上再現不可能な組み合わせなど、テスト不要な条件も⼤量に⽣成されます。 その場合、⼿動で各パターンの取捨選択をしていく必要があり⼿間となっていました。

制約条件の定義により、以下の2種類の活⽤⽅法‧効果が想定されます。

  • 因⼦‧⽔準の組合せパターンの限定

  • 特定の因⼦と⽔準において、組合せパターンが限定される場合に、そのセットを定義するとあり得ない組合せの列を⽣成を回避し、パターン数を減らせます

  • 特定の因⼦‧⽔準における期待値の指定

  • 特定の因⼦と⽔準において、明確に期待値が判っているケースを定義すると、期待値が⾃動でセットされます。

設定方法

  1. 「制約 + 全網羅」ボタンからパターン表に制約条件を追加します

  2. 「全網羅パターン⽣成」ボタンで、全網羅を選択します。

  3. パターン表に条件に応じた因⼦⽔準‧期待値が⼊⼒されます。

  4. 必要に応じて、⼿動で各条件について追加削除を実施します。

制約の登録

テストパターン作成 > 制約 + 全網羅 ボタンを押下します。 image

制約表は、因⼦‧⽔準と確認項⽬‧期待値がパターン表から引⽤された状態で表⽰されます。 制約条件を登録する操作は、⻘枠部分で実施します。

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クリックすることで、リストが表⽰されるため、選択していくことで制約表を作成します。

制約表内のリスト
選択肢 説明

前提となる条件設定です。1因⼦内で1⽔準のみ設定可能です。

確定

前提に対する確定条件の⽣成結果です。
全網羅時、条件に対して「確定」が設定された⽔準をパターンに出⼒します。

いずれか

前提に対する確定条件の⽣成結果です。
1因⼦内で「確定」を複数設定した場合に「いずれか」に⾃動的に変換されます。

禁止

前提に対する禁則条件の⽣成結果です。
全網羅時、条件に対して「禁⽌」が設定された⽔準はパターン出⼒しません。複数の⽔準を設定できます。

条件⾏の設定に対する期待値の⽣成結果です。
全網羅時、条件を満たす期待値を⾃動⼊⼒します。

因⼦‧⽔準の組合せパターンの限定

特定の因⼦と⽔準において、組合せパターンが限定される場合に、そのセットを定義するとあり得ない組合せの列を⽣成を回避し、パターン数を減らせます。

制約は条件となる因⼦‧⽔準に対して、⽣成結果となる因⼦‧⽔準を設定します。

設定した条件を、⽂章として説明したものが表の下に表⽰されるので、ここで意図通りの設定になっているかを確認することができます。

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この画像例の場合、因⼦「検証する画⾯名」内の⽔準「ご利⽤規約画⾯」が条件となり、因⼦「押下するボタン」内の⽔準「次へ」「キャンセル」が⽣成結果となります。

条件

因⼦「検証する画⾯名」内の⽔準「ご利⽤規約画⾯」が成⽴する場合

生成結果

因⼦「押下するボタン」内の⽔準「次へ」「キャンセル」がパターンとして選択されます

全網羅時の適用

「制約表」から「全網羅パターン⽣成」を押下することで制約条件を適⽤したパターンを生成します。

全網羅ボタンを押下した場合、下記のように条件が適⽤された状態でパターン表が⽣成されます。

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特定の因子・水準における期待値の指定

特定の因⼦と⽔準において、明確に期待値が判っているケースを定義すると、期待値が⾃動でセットされます。

制約条件設定時、確認項⽬‧期待値に「●」を設定します。 image

制約表に設定された期待値がパターン表⽣成時に適⽤されます。 image